無料ということはどうゆうことなのか

世の中には「無料」という言葉が溢れているように思います。
無料と言う事はもちろんお金を払わないで利用できるサービスだとか、
お金を使わないで商品を手に入れたりできることですよね。

でも昔から「タダほど高いものはない」という諺にもあるように、
無料だからと言って簡単に飛びつくとは限りません。
最初に頭に浮かぶのが「何故無料なのか?」ということです。
試供品として提供されているので無料だとか、
お試し期間としてサービスが無料になるとか、
納得できるだけの理由があれば、無料提供を利用すると思います。

無料とボランティア

ボランティアというのは、基本的に無料です。
有志の人が、世の中のためにとか、困っている人のサポーターをしたりと
善意の行為として認識されていますよね。
これは完全に人の「良心」によって成り立っています。
お金という対価のために行為をしているわけではありませんよね。
ボランティアを「偽善行為」だとする意見もありますが、
それ自体論議の対象ではないように思います。
人のために、地域のために対価も受け取らず行動する。
それが偽善であろうと悪意であろうとそれは問題ではないです。
行動をしたということは凄い事だと思います。

無料であることの意味

無料であることの意味としては、そのサービスや商品をお試しとして体験できる。
企業的に言えば「広告」の一環ですよね。
無料だから普段のサービスや商品とは違うけど使ってみようとなるわけです。
そのサービスや商品に満足すれば既存の物から乗り換える。
確かに広告の一環と言えども、サービスや商品に自信がないと出来ませんよね。
これから考えると無料サービスを提供しているものは良質な商品だと言えます。
これなどは身近にあるものとしては、スーパーなどの試食品が有名だと思います。

無料の商品の注意点

無料のサービスを提供しているのもは良質だと言いましたが、
そうでないものも存在します。
純粋に無料サービスを提供しているのであれば良質である可能性は高いですが、
良質ではないのにどうしても販売したいという商品も存在します。
例えば、1ヶ月間無料という商品。2ヶ月目からは料金を頂きますというあれです。
確かにお気に召さなければ解約できますという内容ですが、
このような商品は「断るほどでもないし、断るのも面倒だからまあいいか」という
惰性で商品の継続購入させる販売テクニックですよね。
このような商品は必ずしも良質ではありません。
商品がいいから購入したいというより、断るのが面倒であるとか、
心理的なところで購入継続させているので商品がいいとは言い切れません。
悪質なところになると、購入は簡単に出来るが、
解約するのがどこでしたらいいのか不明であったり、
解約方法に説明がまったくなかったりします。
これこそ「タダより高いものはない」を地で行くようなケースですね。
商品を貰いだけのスタイルであれば、商品が粗悪であれ良質であれ
貰う価値はありますが、継続的な購入を理由に初期期間は無料といった商品は、
普通に商品を購入するのと同じくらい考慮して申し込んだほうが良いでしょう。

意味のない無料

パソコンなどのアプリケーションでは無料というケースが多々あります。
これには2種類あり、当然のことながら商品としてのものと
「作品」としてのものがあります。
商品としてのものは、利用制限が掛かっていたり、試用期間設定があったりで、
自分で欲しいと思えばライセンスを購入して制限解除するものです。
企業としての試供品と変らないですよね。
そして作品としての提供している無料のものです。
これは自分で作ったゲームだとかアプリケーションなど多岐にわたりますが、
自分の作った作品をみんなに使って貰いたいと提供しているものです。
かなりハイレベルな作品が多々ありとても無料だとは思えないものばかりです。
しかし「作品」の中には細分化すると2種類存在します。
高度な技術で利用者に貢献したいと思っている作者と、
あまりに粗末な作品だから無料にならざるを得なかったものです。
前者は問題ありませんが、後者は使う価値はないです。
後者に限って商品のサポートが出来ていないケースがあります。
作品に愛着がないからでしょうね。
サポートがないということは、異常が出ても情報がないので
修復不可能となることもありますので、利用には細心の注意が必要です。